2008年4月26日土曜日

大阪・憲法ミュージカル2008「ロラ・マシン物語」

大阪・憲法ミュージカル2008「ロラ・マシン物語」昼の部を観た。
今日は初日で、クレオ阪大阪中央(大阪市)で2回公演。

憲法に込められた思いを理解してもらおうと若手弁護士の方々が
企画した市民ミュージカル。

「すべての人と自然とともに生きていくこと、人間の尊厳、平和」
憲法のメッセージを実感しながら音楽にのせて発信しませんか
…という呼びかけに応えた年齢や立場の違う100人の方々が、
延べ150時間に及ぶ稽古をこなしてきたそうだ。

監督・演出家の田中暢さん。テーマは「愛すること」
フィリピン人元「慰安婦」トマサ・サリノグさんの一生が織り込まれていた。

どこからあんなエネルギーが湧き出てくるんだろう?!
出演者はみんな本当に生き生きしていた。歌やダンスもすばらしく、
このミュージカルのテーマへの思いが力強く感じられた。
並大抵の練習ではあそこまで出来ないだろう。
参加された皆さんの「ミュージカルを成功させたい」という熱い想いと努力に敬服します。

このミュージカルを通じて「ロラ・マシン物語」が1人でも多くの人に伝わり、
みんなの平和への心が共鳴しつづけますように・・・。

今後の公演予定
2008年4月29日(火・祝)大東市民文化ホール(大東市)
2008年5月3日(土)リビエールホール(柏原市)
2008年5月11日(日) 堺市民会館(堺市)

大阪・憲法ミュージカル2008ブログ(ゲネの様子)
http://blog.goo.ne.jp/osakakenpo2008

大阪憲法ミュージカル2008「ロラ・マシン物語」公式サイト
http://music.geocities.jp/kis_hrn/

2008年4月24日木曜日

話し方トレーニング 第1回ボイストレーニング

摂津市立男女共同参画センター・ウィズせっつで、「話し方トレーニング」に参加した。昨日は2回コースの第1回ボイストレーニング。講師は元フリーアナウンサー・池本みよ子さん。

◆セミナーのねらい
1.発声トレーニングにより、心地のよい自信に満ちた「声」を発見する
2.「印象に残る声」によるしっかり伝わる自己紹介を体験する

●相手が受け取る「声」の印象
・頭から出る声=人間味がない
・のどから出る声=話をしている方も聞いている方も、力が入ってしまい、しんどい
・ボソボソ声=頼りない、説得性がない

また、話し方にも性格は表れてくるよう。
・早口=わかりにくい、落ち着かない、焦った感じ
・言葉がはっきりしない=怪しい

※たった1・2秒ゆっくり話すだけで、丁寧に感じられる。
アイコンタクト&殺しの3秒
たっぷり気持ちを込めて接してくれた方が、相手も「自分のために時間を取ってくれた」…と受け取り好印象を与えるらしい。普段すぐに早口になってしまうので気をつけよう!

<私の目標>
ゆっくり落ち着きのある声で、言葉をハッキリと伝えられるようになりたい。

◆メラビアンの法則
身体(ボディランゲージ)55%・声(話し方)38%・言葉(話の内容)7%
→声+身体チャンネル(非言語要素)が93%と、インパクトの大多数を示している。「話の内容」も大切な要素となるが、それ以前に、いかに相手の心をつかむかが重要視されるようだ。

Ⅰ.腹式呼吸による効果的な発声法
・下腹部の筋肉を使い横隔膜を下げ、肺の面積を広げ空気を入れる。たくさんの空気を下腹部で支え息をコントロールしながら、のどに負担のかからない安定した声を出す。
・声を前に出すためには…声を棒状にして確実に目標に届けるイメージで伝える。

Ⅱ.明確な音作り
・苦手な音を訓練する

Ⅲ.しっかり話す
1.話すことと息づかいの関係

言葉を伝えるとき、出だしは高く強い音で始まり、だんだんと下降して、低い音で終わる自然な山形を作ると、相手の耳にすっと入っていく。自分の伝えたい意味の一区切りを、この自然な山形で声に出す。

声の準備が整わないまま話し始めたり、内容に関係なく区切ったりすると、途中で音程を持ち上げて強調してしまい、不自然なフシを作り出してしまう。

「オイッ、鬼太郎!」・・・とマネしてからセンテンスの出だしを始めると、あ~ら不思議!上手く行った!

慣れてきたら、心を通して後ろから自分の両脇を通って発声するイメージを。気を後ろに!(出来れば1mくらい)→人間の深み→発言が人に皮膚感覚で伝わる・・・「離見の見」※

※「離見の見」とは、能の世阿弥の言葉で、能を観てるお客の目線で自分を見ること。

2.制約の中の自由
土台のないところから自由な表現をしようと考えてもなかなかうまくいかない。
・まず型を持ち、型の中の安心を積み重ねる
・そこから生まれる自信によって本人がリラックスし、自在に話せるように工夫する

最後に、
文書を作り、声の調子と語尾をしっかり下げることを第1に考えて、ゆっくり大きな声で発表することになった。

こんにちは→礼→。。。。です。
私の住んでいる。。。は、。。。な町です。
そして、。。。なところです。
ありがとうございました→礼

<感想>
たった2時間のセミナーだったが、参加者全員が、初めに自己紹介をしたときよりも、良く通るきれいな声で表情豊かに発表をすることができたのには驚いた。人前に出るだけでも緊張するので、コツを忘れないうちにトレーニングを繰り返しやってみよう!何事も“準備が大切”ということを実感した。目標までは程遠いが、「オイッ、鬼太郎!」・・・だけは、普段からマネしてたので参加者の中で一番上手にできた(全く自慢にならないな~)来週が楽しみ♪

2008年4月21日月曜日

豊中少年少女合唱団 第6回定期演奏会「沖縄のスケッチ」

4月20日(日)アクア文化ホールで、豊中少年少女合唱団 第6回定期演奏会「沖縄のスケッチ」を観てきた。満員で立ち見が出ていた。

暗譜であんなに多くの曲を演奏できるなんて、本当にスゴイ!
しかも曲に合わせてポジションや振付・動きが変わり、とても楽しめた。

個人的にはオルガンが好きなので、早野紗矢香さんによるオルガン演奏がとても嬉しかった。
・前奏曲とフーガ ハ長調 BMV553 曲J.S.Bach
・白鳥 曲Saint-Saens
やっぱり知っている好きな曲を聞くとワクワクする。
あんなふうに弾けたらナ~!

平和のミサ5曲は、なんとラテン語!
とても自然で表現豊かで、平和への祈りが感じられた。

後半では豊中混声合唱団による沖縄の伝承詩のアカぺラが。
死者への祈りの様子がまざまざと感じられた。

プログラムの最後は、全員が沖縄コスチュームで、三線・ピアノの連弾に合わせて、今回の演奏会タイトルにふさわしく、沖縄の方々の生活の様子が、音色や歌・踊りなどで表現豊かに次々演奏され、すっかり世界に引き込まれた。

そしてもうちょっとで、ファミリーミュージカルの歌のレッスンに遅れるところだった…。

2008年4月10日木曜日

「如意輪観音奉納コンサート」

4月17日(木)18日(金)
河内長野市の観心寺で本尊・如意輪観音坐像(国宝・木造・平安時代)が
御開帳されます。
それに合わせて、4月17日(木)にはコンサートがあります

観心寺
には空海が北斗七星を勧請(かんじょう)されたといわれる
北斗七星を祀った日本唯一の星塚があります。
また、他にも重要文化財の菩薩像・如来像の納められた霊宝館や楠木正成の首塚等もあります。 この機会に、是非ご巡拝を!


「如意輪観音奉納コンサート

日 時  4月17日(木)

開 場  15時
開 演  16時
観心寺 恩賜講堂
拝聴料 2,600円

観心寺
大阪府河内長野市寺元475
0721-62-2134
南海高野線「河内長野」駅より南海バス「観心寺」下車すぐ計約15分)

チケット等お問い合わせ
如意輪観音奉納の会
072-368-1982(そば屋 藍)

「ごはんカフェ三郎」にチラシあるそうです。

2008年4月8日火曜日

河内長野へ (その2)ごはんカフェ三郎

雨の降る中、「ごはんカフェ三郎」へ。
ゴスペル友達の88さんが、摂津市からわざわざ手作り雑貨を出品しに行ったことを知って 行ってみた。88さんのステキな作品を見て、出品をしたら?と声をかけたのは私なので…。 この雨ではお花見も出来ないし、お客さんは私だけかな?と思っていたのに、 6人、4人…とお客さんが。

“三郎ごはん”&“黒ゴマきなこミルク”を注文。

<今週の三郎ごはん>
・豚肉と春キャベツのクリーム仕立て
・はっさくとワカメの春サラダ
・分葱(わけぎ)とエノキの和え物

食材が豊富に使ってあり、ボリューム満点。ちょっとボリュームを減らしたほうが良いかも?
ゆっくり食事をいただいて、手作り雑貨ショップコーナーへ。
ゆうママさんのアクセサリーが、1番人気かな? その場で幾つか売れていた。
88さんの畳の縁を利用したエコバッグやお守り、小銭入れも素敵! 外ではなかなか手に入らない、畳の縁を使うなんて…。
今日は忘れずにハッサクも買えました♪ 小ぶりだけど、身が締まって甘くて、美味しかった♪

ごはんカフェ三郎
〒586-0053
大阪府河内長野市寺元257
TEL/FAX 0721-22-4070

南海高野線・河内長野駅より南海バス10分余。
「観心寺」下車。徒歩3分。
営業時間 AM10:00~PM5:00
定休日  日曜日・祝日

河内長野へ(その1)フリマボックス

4月7日、予定していたので河内長野へ。
観心寺行きのバスの時間を待つ間、ゆうママさんが可愛いアクセサリーを出品しているという情報を思い出し、 「ノバティーながの」の4F にあるフリマボックスに寄ってみた。駅から直結3Fに、そしてエスカレーターを登ると右手にある。

“Princess You” というブランド名で、トンボ玉やビーズアクセサリーが並ぶ。数あるボックスの中でも、デザインや色の使い方などセンスが良く、
ピカイチ☆ちょっと見ている間にバスの時間が…。慌ててバス停へ。

雲行きが怪しい…と思っていたら雨が降り出した。「やっぱり降り出しましたな~」…と、年配の男性が話しかけてきた。老人会のお花見が雨で中止になったので、会館で申し込んでいたお弁当をみんなで食べるとか。雨が降ってきたけど、南海電車の車中から、十分お花見を楽しめたことを話すと、他のおすすめスポットも教えてくれた。だんだん得意になってきたのか、隣で歌を歌い出した・・・。幸いこのときバスが到着・・・やれやれ。

豊中ファミリーミュージカル

4月6日、「豊中ファミリーミュージカル2008」の大人の歌のレッスンが始まった。

体調が思わしくない中、前日にはアカペラのレッスンで思い切り叱られたし、「やっぱり辞退してしまおうか」…などと超弱気になっていたけれど、「トムソーヤ」という子供と一緒に歌うアップテンポの曲に、仲の良いみんなで取り組むと、歌詞の通り、スッカリ元気をもらった。

去年は修道女役ということで、荘厳なミサの歌などでレッスンが始まったが、今回は、初めから元気な曲で始まり、本当に楽しみ♪
“歌の力”&”音楽”って本当に素晴らしい!

2008年4月2日水曜日

オペラ「蝶々夫人」

28日兵庫県立芸術文化センターでオペラ「蝶々夫人」を観てきた。指揮:佐渡裕氏。

「ヘンデルとグレーテル」に続いて、2回目の劇場でのオペラ鑑賞となった。
昨年、オペレッタ「コウモリ」の合唱出演をさせていただいたきっかけで、オペラやオペレッタにも少し興味を持ち、「蝶々夫人」の予約をしていた。

DVDで、「蝶々夫人」は観ていたけども、キャストがみんな日本人ではなく西洋人なので、いまひとつ感動が薄かった。ポータブルDVDで観たので余計だったかも知れない。

でも、今回はとても良かった♪特に第2幕は、無邪気にひたむきに、一心にピンカートンを待つ蝶々夫人の姿が意地らしく、また軽薄なピンカートンが腹立たしく、涙が止まらなかった。

帰り道、歩きながらも気が付くと、ひとりで<ある晴れた日に>をハミングしていた。切ない気持ちに浸りながら、素晴らしいオペラを観に実際に足を運べて本当に良かったと感じた。